シンガポールでMBAを取得する魅力

NUS MBA Blogをご覧の皆様、はじめまして2011年度に入学した小杉史生と申します。このNUS MBA Blogは通常は英語で書かれていますが、私ともう一人同じく今年度入学した毛利初夏さんの二人で交代で、定期的に日本語でも記事を発信することになりました。

記念すべき第1回目のテーマは、「シンガポールでMBAを取得する魅力」について書きたいと思います。

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近年少しずつアジアのMBAへの関心が高まってきたとは言え、やはり日本人MBA希望者の多くは欧米、特にアメリカに目を向けているのは実情だと思います。

そうした中で欧米のMBAにはない魅力が、ここシンガポールにはあると思います。ここでは大きく以下の3つの視点から、シンガポールでMBAを取得するメリットについて触れたいと思います。

1. アジア経済のハブ

21世紀は「アジアの時代」であるということは恐らく異論のないところだと思います。恐らく日本企業も、今後は今まで以上にアジア地域への進出を加速していくものと予想されます。

シンガポールでMBAを取得する魅力
NUS MBA Full Time Students, Class of 2012

このような状況下で、アジア経済のハブであるシンガポールでMBAを取得することは、MBAの知識そのもののみならず、アジア・ビジネスへの精通及び人脈拡大の観点から非常に魅力的であると感じます。

事実、クラスメートを見ても、今後経済大国になるであろう中国やインドから多く集まるほか、シンガポールという場所柄シンガポール及びその周辺地域からも多くの生徒が集まってきています。

そして皆さん本当に優秀な方が多く、卒業後はきっとアジア及び世界で活躍するであろうなということが想像に難くないところです。このような優秀なクラスメートと切磋琢磨して共に学んでいくことにより、経営学全般の知識とアジア・ビジネスの両面について同時に学んでいける環境がシンガポールにはにあると思います。

2. 他民族国家での生活

MBAを含めた海外留学で得られる有形無形のメリットの一つとして、「多様な文化や価値観に触れながら、視野を広がる」ことが挙げられると思います。そうした観点で考えた場合、他民族国家であるシンガポールは、まさにうってつけの場所と言えると思います。

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ご存じの方も多いと思いますが、シンガポールは大きく、中華系、マレー系、インド系の民族から成り、うまく共存しながら社会を構成しています。また、グルーバル展開する外資系企業のアジア・パシフィックの統括オフィスがシンガポールにあるケースが多く、街中には欧米人も多く溢れています。さらにシンガポール政府の政策及び好調な経済に支えられて、周辺地域からも多くの外国人がこちらで働いています。
こうした環境下では、「人と考え方が違うことは当然」という前提でお互いのコミュニケーションが図られるので、自然と多様な考え方が身につくと思われます。そして何より、一つの国で一度に複数の異なる文化に触れられるのは、シンガポールならではの特徴と思います。

3.安価で楽しめるローカルフード
最後はMBAそのものの本質から外れるかもしれませんが、海外で生活する以上現地での食生活は留学生活そのものに少なからず影響を及ぼします。そうした中、シンガポールでは安価で楽しめるローカルフードがたくさんあります。

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先進国のシンガポールでは、日本同様にお洒落な高級レストランもたくさんありますが、一方でホーカーズやフード・コートで一食当たり300円前後で済ますことも可能です。しかも、これらのローカルフードは、前述の民族の多様性と相まって、中華系、マレー系、インド系などバラエティに富んだ内容となっています。

留学期間中は金銭的な余裕が必ずしもない中で、こうしたローカルフードは強い味方になってくれます。

【まとめ】という訳で、「シンガポールでMBAを取得する魅力」について、3つの視点から記事にしてみました。

なお、例年ですとNUS MBAに入学してくる日本人の数は、ここ数年は概ね1〜3人程度で推移してきたようですが、今年度はFull Timeで6名、Part Timeで1名の合計7名と、近年稀に見る日本人の人数です。恐らく日本国内でもこれまでの欧米重視の傾向から、アジアへ関心がシフトし始めた兆候と捉えています。

来年度以降も同じくかもしくはそれ以上の日本人が入学してくるよう、このブログを通じてシンガポール及びNUS MBAの魅力を発信していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

Fumiyuki Kosugi 小杉史生(Japanese) 
Full Time MBA Student, Class of 2013